Mesa Boogie SUBWAY ROCKET
アンプはギターの音を増幅させる重要な役割を担っている道具であるため、選ぶ際はよく考えてから購入しましょう。横浜の教室ではアンプの基礎知識から種類についてご紹介します。今回は真空管アンプの中でも代表的なMesa Boogie SUBWAY ROCKETの特徴を学んでいきましょう。
アンプの種類
アンプは真空管タイプとトランジスタタイプの2種類に大きく分けられます。真空管タイプはチューブアンプとも呼ばれ、強力な電圧で真空管内を飽和状態にしていくのが特徴です。これにより、歪み系ペダルを使用しなくても音に歪みをつけることができます。
音をただ歪ませるだけではなく、キメの細かい自然な歪みを表現できるのが大きな特徴で、多くのギタリストは真空管タイプを使用しています。その反面、デリケートで扱いも難しいことに加え、真空管に寿命があるため定期的な交換やメンテナンスが必要です。
扱いに慣れていない初心者は取扱いに十分注意しなければなりません。もう1種類のトランジスタタイプは電子部品を使用して調整していくため、真空管タイプよりも音の調整が広く行えます。
ただし、真空管タイプと異なり一定のポイントを超えると急激に歪むため、自然な歪みではなく耳に痛いサウンドとなってしまいます。しかし、真空管タイプのようにメンテナンスが必要なく、故障さえしなければ長く使用できるのが強みです。
Mesa Boogie SUBWAY ROCKETの特徴
真空管タイプの代表的となっているMesa Boogie SUBWAY ROCKETは1995年に発売したアンプですが、セッティングも簡単にできるため使いやすく、今でも幅広いプレイヤーに支持を得ています。
ディストーションのサウンドのルーツと言われている「Mesa Boogie」のブランドの中でも、Mesa Boogie SUBWAY ROCKETはクリーンでありながら重厚なサウンドと中音域が抜け出るディストーションで高い人気を誇っているのが特徴です。
20Wの15kgと小型軽量でシンプルな2チャンネルの仕様ですが真空管タイプの強みをしっかり活かすことができます。
また、Mesa Boogie製の真空管は特に厳しい審査に通過したものしか使用していないため、音質と品質のどちらも良く、デリケートな真空管タイプでも長く使用することが可能です。
ただし、真空管に寿命があることは変わりないので定期的に交換が必要です。横浜のギター教室で真空管の交換方法やアンプの扱いをしっかり学んでいきましょう。