ギター上達法!その40(脱初心者~33)色々なジャンルを聴いてみよう20
ギターを上達させるためには様々な音楽に触れることが重要です。日本でもメジャーであるR&Bの音楽は個人レッスンの練習にも最適で横浜のギター教室でもオススメしています。今回はR&Bの歴史からギター練習にオススメ楽曲をご紹介していきます。
R&Bを聴いてみよう
R&Bは1940年代にアメリカのアフリカ系アメリカ人が生み出したとされる音楽ジャンルです。ブルースやジャズ、ゴスペルの要素を取り入れた独特のリズムは1950年代にはブルースディスクと呼ばれるようになり、1970年代にはファンクやソウルの要素も加わり、R&Bと呼ばれるようになりました。
現在ではリズムや打ちの強いビートでブルースを感じる音楽のことを指します。ジャズやブルース、ゴスペルを基盤としている音楽ジャンルはR&Bの傘下であり、現在ポピュラーなジャンルとして確立されている多くの音楽も、元を辿ると様々な音楽を取り入れていることがR&Bの歴史から垣間見えると思います。R&B自体が様々な音楽の要素を取り込んで成り立った音楽のため、日本人の耳にも馴染みやすく、ギター初心者の個人レッスンにも取り入れやすい楽曲です。
基本コードを覚えた後のギター練習にR&Bを取り入れる際は、R&Bで定番のギターカッティングフレーズを覚えて練習しましょう。
コードを維持したまま小指、薬指など余った指でコードに合う音をハンマリングやプリングなどのテクニックで弾けるようになると、簡単なコード演奏でも見た目がカッコいい演奏を実現できます。R&Bのおしゃれなコード進行は基本的に3つのコードだけで成り立っています。シンプルに構成された3つのコード進行の一部を代理コードに置き換えたり、セカンダリードミナントコードを挿入したり、3つのコードをセブンスコード化し四和音にしたりするとR&B風のコード進行を実現することが可能です。3つのコード構成から4つに増えることで簡単ながらも華やかな音楽を奏でることができます。
さらにテンションを付加するとより音が華やかになり、R&Bの都会的でおしゃれな音で演奏できます。コードの構成以外にもリズムをロックやポップスで扱われるストレートな8ビートのリズムではなく、16ビートのリズムとしてコードを演奏するとR&Bの雰囲気を感じることができるようになります。横浜のギター教室では単調な練習ではなく、初心者でも簡単にできるアレンジをお教えしています。R&Bを楽しみ、ギターを上達していきましょう。