ギター上達法!その37(脱初心者~30)色々なジャンルを聴いてみよう17
ギターを練習し始めると、どうすればもっと上手く演奏することが出来るようになるのかどうか悩む人が出てきます。私が教えている横浜のギター教室の生徒さんからも、よく質問を受けます。
上達法の1つとしておすすめなのが色々なジャンルの音楽を聴くことですが、こちらのページでは特にゴスペルを聴くことについてご紹介していきます。
ゴスペルを聴いてみよう
ギターを上達させるための方法は色々とありますが、ギターを実際に弾くこと以外での上達方法としておすすめしたい方法が色々なジャンルの音楽を聴くということです。
横浜のギター教室に通っている私の生徒さん達にも出来るだけ多くのジャンルの音楽を日頃から聴くことをおすすめしています。音楽にはそれぞれ違ったリズムやニュアンスがありますので、幅広いジャンルを聴くことによってその音楽の持つニュアンスやリズムが身体に染み付いていきます。
ロックが好きだから、ジャズが好きだからとそればかりに固執して聴いていると偏りが生まれ、自分の中の音楽の幅が狭まってしまいます。
体の中に多くの種類のリズムやニュアンスが生まれると、ギターを演奏する際の表現力が上がっていきます。音楽を演奏する上では様々な技術や知識が非常に大切になりますので全体的に音楽のレベルが上がり、演奏の上達に繋がります。
もちろんただ音楽を聴き流しているだけでは、上達することは出来ません。きちんと集中して、リズムやフレーズを意識しながら聴くことが必要になります。
そこで今回ご紹介するのが映画やミュージカルなどで馴染みのある人も多く、パワフルな声量とダンシングで観客を魅了させるゴスペルです。ゴスペルというのは、アメリカで生まれた音楽で奴隷としてアメリカ大陸に連行されたアフリカ人が生み出した音楽です。
元々はキリスト教プロテスタント系の宗教音楽で、福音音楽とも呼ばれています。ゴスペルはアフリカ音楽独特の、ハーモニーやリズム、即興性などが影響していて活き活きとした強烈なリズムが特徴です。
そして1900年代からジャズやロック、ヒップホップなど様々なジャンルと呼応し影響を与えながら発展してきておりゴスペルの中にも様々な種類が生まれました。
代表的なものとしては礼拝の最初に教会にいる全員で歌われるもので早く躍動的な曲調が特徴のプレイズソング、プレイズソングの後に歌われて神に祈りを捧げるように厳かに歌いあげるものでゆったりとして同じフレーズを繰り返す曲が多いワーシップソングがあります。
その他にも躍動感のある曲調が多いオッファリングソング、ゆったりとした曲調が多いオルターコールソングがあります。それぞれリズムやニュアンスは様々ですので、ゴスペルの中でも幅広い種類を聴くことでより自分の中の音楽センスを伸ばすことが出来ます。
ギターを上達させるコツとして、色々な音楽を聴くことが大切で、それにより演奏する際の表現力が上がります。様々な音楽の中でも今回はゴスペルを紹介しました。積極的にいろいろな音楽を聴き、表現力を上げましょう。