ギター上達法!その26(脱初心者~19)色々なジャンルを聴いてみよう6
世界には色々な音楽があり、使われている楽器も様々です。現在の音楽シーンに欠かせない楽器であるギターは、多くの音楽で使われています。
今回は、ギターを使う音楽の代名詞であるカントリーについてご紹介します。誰でも一度は聞いたことのあるカントリーとはどんな音楽なのか、その歴史と変遷について見ていきましょう。
カントリーを聴いてみよう
ギターを弾けるようになりたいと思う理由は様々です。エレキギターを使う代表的な音楽の一つ、カントリーミュージック。今回はカントリーの基礎知識や歴史についてご紹介します。
カントリーとは英語で「田舎」を意味する言葉で、アメリカ西部でカウボーイが歌っているというイメージを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
その歴史は古く、誕生したのは1920年代と言われています。当時は労働者の生活やその辛さについて歌ったものが多く、「白人のブルース」とも呼ばれています。
ラジオ番組で放送されて爆発的な人気を博し、数々の有名カントリー歌手やグループが誕生していきました。一口にカントリーと言っても様々な種類があり、初期の頃に確立されたのはブルーグラスとホンキートンクというジャンルです。
1950年代から1960年代にかけてカントリーは全盛期を迎え、誰でも一度は名前を耳にしたことがある有名歌手が数多く誕生しました。
その後、1970年代に入るとカントリーは色々なジャンルの音楽との融合を始めます。カントリーロックはその代表的なもので、軽やかな音楽で耳なじみの良いのが特徴です。アコースティックギターだけでなく、エレキギターが使われることが多いのも大きな特徴と言えます。
現在ではニューカントリーと呼ばれるジャンルも誕生し、カントリーとポップとロックの融合が進んでいます。数多くの音楽の根底にあるジャンルと言っても過言ではないのが、カントリーと言えます。
ギターを始めたいと思う時、そのきっかけになるのは憧れの曲やバンドであることが多いです。もちろん、あこがれの曲を弾きこなすために練習をするのも良いですが、ギターが弾けると他にどんなジャンルの音楽を演奏できるか知ることも大切です。
もしかすると、今まで知らなかったジャンルからお気に入りの一曲を見つけられるかもしれません。ぜひ今回ご紹介したカントリーについて、色々な曲を聴いてみてください。