ギター上達法!その21(脱初心者~14)色々なジャンルを聴いてみよう1
音楽には様々なスタイルがあります。ジャンル別に細分化されたその数は1,000をも越え、現在でも新たなジャンルが増え続けています。
限りなく増え続ける音楽のジャンルですが、歴史をさかのぼっていくと必ず出てくるのがブルースです。
ブルースとは現代の音楽のもとといっても過言ではなく、ポピュラー音楽ほぼ全てのルーツとなっています。
ブルースを聴いてみよう
ブルースは1900年から2000年の間で大きく変化をします。初期のブルースはアコースティックギター一本で弾き語るアメリカ南部で発祥した「デルタ・ブルース」。
当時は黒人のみが演奏する音楽でしたが時代が進むにつれエレクトリック化され、白人も演奏するようになり、ピアノ・ベース・ドラムなどの楽器が加わりアンサンブル形式で演奏されていくようになります。
ブルースの特徴は1コーラスが12小節、泥臭さの要因であるブルーノートが使用されている、3コードで形成など、ギターを弾く上で重要な技術、知識、表現方法をブルースから学ぶことができます。
ブルースのルーツ
ブルースはアフリカ系アメリカ人によって作られた音楽です。1865年の奴隷解放後に自由な時間を得た黒人が自分たちについて歌いだしたのが始まりとされています。
元々は奴隷時代に労働時のかけ声的に歌われていた「ワーク・ソング」や、労働から気を紛らわすために歌われていた「フィールド・ハラー」がブルースの起源といわれています。