ギター上達法!その39(脱初心者~32)色々なジャンルを聴いてみよう19
初心者から上級者にステップアップするためには、特定のジャンルだけでなく、色々なジャンルの曲を聴くことも勉強の一つです。多くの曲を聴くことで、知識が増え、演奏の幅が広がります。今回は、「クロスオーバー」を聴くことの重要性についてお伝えします。脱初心者を目指して、頑張っていきましょう。
クロスオーバーを聴いてみよう
ギターを始めるきっかけとして、憧れのアーティストに影響された、弾きたい曲があった、という場合が多いのではないでしょうか。
横浜のギター教室でもそのような声をよく聞きます。憧れの方を目指して練習をするのはもちろん良いですが、初心者の方は特定のジャンルや奏法の練習に偏りがちになってしまいます。
自分の得意なジャンルをさらに上達させるためにも、演奏できるジャンルを増やすためにも、色々なジャンルの音楽について知ることが大切です。
まずは、色々なジャンルの曲を聴き、耳で理解しましょう。そうすることにより、実際に弾いたときに、よりよい音で表現できるようになります。どんな曲を聴くべきか迷ったら、クロスオーバーの曲を聴くことをおすすめします。
クロスオーバーとは、ジャンルの垣根を超えて、いくつものジャンルが組み合わさってできた音楽のことです。70年代後半から80年代は、クロスオーバー黄金時代と言われています。もとはアメリカでジャズとロックが融合して、クロスオーバーの曲が生まれたと言われています。
日本においても、ジャズやフュージョンの全盛期なので、この時代の曲を聴いてみましょう。懐かしくもあり、新しさもある音楽を感じられます。
また、最近でもロック、ジャズ、ソウル、HIPHOPなどのクロスオーバーで生まれた曲が人気です。クロスオーバーの曲を聴き慣れていなかったり、意識できていなかったりすると、ただのロックの曲だと認識してしまいます。しかし、様々な曲を聴き、耳が肥えてくることで、曲を聴いたときに、どんなジャンルの組み合わせになっているのかがわかるようになります。
こうして、耳から知識を高めることにより、今度は自分が表現したい音楽の幅が広がります。その上で、しっかり練習をすれば演奏の幅も広げられます。個人レッスンでは、表現力をつけ、より豊かな演奏ができるようになることを目指して練習していきます。
耳で音楽を聴き分けられるようになったけれど、実際にクロスオーバーをどう練習していけばよいかわからない方には個人レッスンがおすすめです。横浜のギター教室で、どんな曲を上達させていきたいのか相談してください。
クロスオーバーの曲を聴き、様々なジャンルの音楽の融合を楽しみましょう。まずは聞くことから始め、音楽の知識をつければ、演奏の幅も広がるはずです。