ギター上達法!その16(他の楽器を知ろう~4)
サックスは1840年代にベルギー人の管楽器製作者、アドルフ・サックスによって考案された木管楽器です。クラシック、ジャズ、ロック、吹奏楽、オーケストラなどジャンルや形態を問わずあらゆる音楽で用いられています。
今回はサックスの種類、特徴、役割について書いていきたいと思います。
サックスは、ソプラノ・アルト・テナー・バリトンの代表的な4つの種類があり、ソプラノ・アルト・テナー・バリトンの4本での演奏形態を「サクソフォーン四重奏」と呼ばれます。この編成は、サックスが考案された当初から演奏されている編成であり、現代においてもサックスの代表的な演奏形態の一つとなっています。
・ソプラノサックス
4種類の中では一番音域が高く明るい。ソプラノ・アルト・テナー・バリトンの四重奏では、主に主旋律を担当します。テナーと同じ調性であるため、テナー奏者がソプラノに持ち替えて演奏されることも多い楽器です。
・アルトサックス
サックスを代表するものといえばこのアルトサックス。
大きさ・操作性・必要とされる肺活量など初心者でも扱いやすい点が多い。
・テナーサックス
アルトサックスに次いで多く使用されている楽器で、肉厚で男性的な音色を持つことからジャズシーンにおいてはアルトサックスよりも強い存在感を放ちます。
・バリトンサックス
大きく低音を担当するサックスです。吹奏楽・アンサンブルなどで主に使用され、豊満な低音でバンド支える役割を担っています。