ギター上達法!その15(他の楽器を知ろう~3)
楽器の歴史が深く、現代の数ある楽器の中において最もポピュラーな楽器といえる「ピアノ」。今回はピアノについて書いていきたいと思います。
まずはピアノが可能な役割を確認しましょう。
・ピアノは打楽器的要素を含むことから、リズム楽器としての役割が可能
・主旋律やソロパート等のリード楽器としての役割が可能
・低音から高音まで幅広い音域を使ったハーモニー楽器としての役割が可能
つまり、音楽の3要素であるリズム、メロディー、ハーモニーを担当することが可能な万能な楽器といえます。
ピアノは独奏として、歌の伴奏として、アンサンブルの中の楽器として、またクラシック、ジャズ、ロック、ブルースなど、いつの時代でもあらゆるスタイルで演奏されています。
それではピアノの特性について書き出してみましょう。
・クラシックオーケストラよりも音域が広い
・音のサスティーンを長くすることが出来るため、ハーモニーの存在感が強い
・音量の強弱が幅広く、表現方法が豊か
・音色が滑らかで聞き心地が良い
これらが多くの人に親しみを与える理由の一つと考えられます。また、ピアノは音楽教育に向いている楽器構造であることから、あらゆる意味で信頼のおける楽器だといえます。