4フィンガーピッキング・テクニック
今回は4フィンガーピッキングアルペジオについてフォームや弾き方の解説をしていきます。
フィンガーピッキングには4フィンガーピッキング以外に、３本の指で演奏する「3フィンガーピッキング」、また２本の指だけで演奏する「2フィンガーピッキング」がありますが、今回紹介する4フィンガーピッキングアルペジオは、バラード曲などに相性の良いフィンガーピッキングスタイルです。
ピックストロークで演奏することが通常の楽曲を、フィンガーピッキングの演奏スタイルに切り替えることによって、楽曲の雰囲気を変えることができます。表現技術向上の一つとして練習してみましょう。
さてフィンガーピッキングとは、指の先と爪でギターの弦をはじくように演奏する奏法スタイルです。
ピックで演奏するアルペジオとの違いは、音色と可能なアルペジオパターン。どちらもメリットとデメリットが違うため、楽曲の雰囲気に合わせて奏法を選択するのが通常です。
演奏方法について解説したいと思います。
「親指」「人差し指」「中指」「薬指」の4本の指でピッキングをします。例外はありますが、通常下記のようにそれぞれの指がピッキングする弦が決まっています。
親指→6弦・5弦・4弦（主にコードのルートを担当）
人差し指→3弦
中指→2弦
薬指→1弦
手を上下左右に動かさず、力を抜いてピッキングしましょう。
それでは実際にアルペジオパターンを練習してみましょう。
パターン①（コードG）
6弦、3弦、2弦、１弦、4弦、3弦、2弦、１弦
パターン②（コードG）
6弦、1弦、2弦、3弦、4弦、1弦、2弦、3弦
パターン③（コードG）
6弦、3弦、2弦、3弦、1弦、3弦、2弦、3弦
ゆっくりなテンポから練習してみましょう。
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