ギターのピッキングの基本とコツ!初心者必見
ギターのピッキングのコツを知りたくありませんか? ピッキングの基本をおさえておけば、これから難しい奏法にチャレンジしたときも習得が早くなるでしょう。この記事では、初心者が知っておくべきギターピッキングのコツや練習方法を解説します。読了後は、ピッキングを上達させるために必要な知識が身についているはずです。早くギター初心者から脱却したい人は、ぜひご覧ください。
ギターのピッキングの基本
ギターピッキングには、さまざまな種類があります。ここでは、主要な3つのピッキングを取り上げて説明します。
ダウンピッキング
ピックで弦を上から下へ振り下ろすようにして弾くピッキングです。コードを弾く場合は、音が低い6弦の位置からかき鳴らすため、全体的に低音がしっかりした力強い音になります。重力に沿って弾けるため、初心者でも実施しやすいピッキングです。しかし、弾く力が強すぎると、弦が切れたり、不揃いな音になったりするので注意しましょう。
アップピッキング
ダウンピッキングの逆であり、弦を下から上へ振り上げて弾くピッキングです。1弦側から弦が鳴るため、コードを弾くと高音が主張された音色になります。重力に逆らって弦を鳴らすため、手首の使い方をトレーニングしなければ、きれいな音が出ないでしょう。ダウンピッキングに比べると、初心者のうちは難しいかもしれません。
オルタネイトピッキング
前述したダウンピッキングとアップピッキングを、交互に繰り返すピッキングです。ダウンピッキングだけでは演奏が追いつかないような、スピードのある曲を弾く際に役立ちます。休符や弦の移動時も上下のピッキングは持続するため、リズム感を崩さずに演奏できるようになるでしょう。
場合によっては、何度もダウンピッキングかアップピッキングを連続させることもあります。TAB譜をよく見て、正しい形をチェックすると、無駄のないピッキングができるはずです。
【初心者必見】ギターのピッキングのコツ
ギターのピッキングを習得するには、実践的なコツを身につけることが重要です。初心者にぜひ覚えてほしい、ピッキングのコツを3つピックアップして解説します。
力を入れすぎない
上手にピッキングを行うためには、何よりも「脱力」が必要です。ピックを持つ手に力を入れすぎると、思ったような音が出せません。弦の反発力に勝てず、ピックを飛ばしてしまうこともあります。とくに難しいフレーズを弾く場合は、緊張して力みすぎてしまう人も少なくありません。
ピッキングを上達させたいなら、自然の力に任せ、リラックスして弦を鳴らしてみましょう。適度な力で音が鳴らせるので、ピックが弦に引っかかることも、弦の移動時に指がもたつくことも減るはずです。体全体の緊張感をほぐす効果もあるため、とにかく「力を抜いて演奏すること」を頭に入れておきましょう。
ピックを持つ位置に気をつける
ストローク(弦をコード弾きする際など)と単音弾きで、ピックの持ち方を変えてみることもおすすめします。
ストローク…ピックのお尻部分を持ちます。一気に複数の弦をピックで弾けるので、響きのある音が出せるでしょう。必要以上に力まず音が鳴らせるため、「脱力」の感覚も理解できるはずです。
単音弾き…ピックの先端部分を持ちます。弦に触れるピックの表面積を少なくすることで、抵抗力を抑える効果があります。速弾きの際も弦移動がスムーズに行えるため、もたつかないでしょう。
角度をつけて弦を鳴らす
ピッキングには、弦に触れる角度も大切です。弦に対してゆるやかなしなりをつけて弾くことで、引っかかりを防止できます。斜めにピックを当てるよう意識すると、理想的な音が出せるようになるでしょう。この際も、手首には力を入れすぎないよう気をつけます。
ギターのピッキングの練習方法
ピッキングを練習する際は、正しい方法でトレーニングすることがカギです。初心者におすすめのピッキング練習方法を3つご紹介します。
メトロノームを使う
メトロノームを使って、正確なリズムに沿って練習しましょう。ピッキングは、リズムに合わせて演奏できるようにならないと意味がないからです。どんなに難しいフレーズを最後まで通せたとしても、リズムがめちゃくちゃだと「弾けた」とはいえません。
最初のうちは、BPM80ほどのゆっくりしたリズムにあわせて演奏します。慣れてきたら、少しずつBPMを上げてみましょう。弦移動についていけているか、音の粒がきれいに響いているか、リズムは崩れていないかなどを確認しながら、ピッキングの精度を高めていきます。メトロノームがすぐに用意できない人は、スマホやタブレットでメトロノームのアプリをダウンロードするといいでしょう。
トレーニング専用フレーズを練習する
ピッキングトレーニング専用のフレーズを練習してみましょう。ギターを始めたばかりのうちは、好きな曲で練習することがモチベーションにつながります。しかし、ピッキングは普通に好きな曲を練習しているだけではスキルが定着しません。
有名なものでは、ディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」のイントロが効果的です。ほかにも、ピッキングを重点的に鍛えられる専用フレーズや楽曲は数多く存在します。インターネット上でも検索できますし、教則本を購入するのもいいでしょう。「1日10分」など毎日の練習ノルマを決め、日常的にピッキングの専用トレーニングを行うことをおすすめします。
ギター教室でプロに教わる
ギター教室に通って、プロに直接ピッキングを指導してもらう方法が一番手っ取り早いでしょう。もちろん自主的な練習は必要ですが、今の自分のピッキングに足りていない部分を迅速に指摘してもらえることは、非常に価値があります。トレーニング専用フレーズの内容を教えてもらえることもあるでしょう。
第三者の目線でギタースキルを見てもらう意義は、ピッキングの練習だけにとどまりません。うまくなった部分を褒めてもらい、改善点を冷静に分析してもらえる有益さは、自分一人で練習しているだけでは味わえないでしょう。
ギターのピッキングの基本・コツをチェック
ギターのピッキングを上達させたいなら、「力を入れすぎないこと」「ピックを持つ位置に気をつけること」「角度をつけて弦を鳴らすこと」に気をつけましょう。ただやみくもに練習するのではなく、メトロノームを使ったり、専用フレーズを選んだりするなど、効果を出しやすくする工夫も必要です。ギター初心者は、今回ご紹介した内容を参考にして練習に挑んでみてください。
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