変則チューニング2
変則チューニングは普通のチューニングでは弾けない独特のフレーズが弾けるようになることが特徴です。E、A、D、G、B、Eの6弦がチューニングではレギュラーとして使われてきましたが、多くの名曲はレギュラーだけでなく変則チューニングを活用しています。横浜のギター教室でオープンチューニングの練習法について学んでいきましょう。
オープンチューニング
オープンチューニングは開放弦で弾いた時に1から6弦のすべてがいずれかのコード構成になっているチューニングのことで、アコギやブルース、ロックのスライド奏法でも使われています。
またアコギで良く使用されるのは、アコギで最も美しい「開放弦」の響きを最も活用できることが理由の1つです。
特定の響きが欲しくても、レギュラーのチューニングでは指が届かず弾きづらい場面が多いですが、オープンチューニングを利用することで指の運びをスムーズにしたり、スライドバーを使いやすくしたりすることができます。
オープンチューニングの方法は数が多く、それぞれ個性があるため奏法が一見難しく感じると思います。
実際にはEはDの各弦を1音ずつ上げれば良く、AとGの関係もEとDの関係と全く同じなので、DとGの2つのチューニングをしたうえでの奏法を覚えておけば大丈夫です。
チューニング方法
オープンGチューニングは開放弦を鳴らしただけでGコードの音が鳴るようにチューニングしたことを指します。簡単に出来てブルージーな響きが得られるのが大きな特徴です。
オープンGはレギュラーのE、A、D、G、B、Eのチューニングの状態から6弦5弦1弦を1音下げるだけで行なえます。チューニングは低い音から巻きながら合わせていきましょう。
しかし、頻繁にチューニングを変えると、弦の寿命を縮めて切れやすくなるので、チューニングの仕方を覚えるまでは弦交換もしっかり視野に入れておきましょう。
1本のスライドバーでギターを弾くスライドギターは、普通のチューニングだとコードが弾けないため、変則チューニングを活用して1本の指でもコードを弾けるようにします。
スライドバーは弦に触れさせるだけでフレットを押さえてしまうことはありませんが、チューニングによってはフレットに当たりノイズが発生してしまうことがあります。
弦高を高めにし、弦は太めにすることでノイズを抑えることができるのでスライド奏法はオープンチューニングと相性が良いです。
横浜のギター教室では変則チューニング、スライド奏法の技術を身につけられるように練習法を工夫しているので、ぜひ相談してみてください。