リズムの知識1・・・音符知識1
音楽を演奏する際、リズムはもっとも重要な要素であると言えます。また、楽譜を読んだり書いたりするためには音符の知識が必要不可欠なので、少しずつでも知識を広げていくことが大切です。
横浜のギター教室に通う初心者の方も、実際の演奏練習はもちろん、リズムや音符の知識などの音楽理論も合わせて学ぶことで総合的に上達しています。
まずは基本的なリズムの知識として、音符の知識について解説をしていきます。ここではよく使われる音符の中から、全音符、2分音符、8分音符を順番に紹介していきます。
基準となる全音符
全音符は1小節4拍をまるまる使う音符で、よく使われる音符の中では最も長く音が伸ばせる音符です。
この音符を基準に他の音符の長さが分けられるのが特徴で、全音符の2分の1や8分の1の長さといった分数になります。音符の形の特徴としては、他の音符のほとんどは符幹(棒)が付いていますが、全音符は符幹がなく白抜きの符頭(たま)だけになります。
2分音符、4分音符、8分音符
2分音符は単純音符で、単に全音符の2分の1の長さで、1小節の半分の2拍分の長さになります。
4分音符は同じく単純音符、全音符の4分の1、2分音符の半分の長さで、1小節に4つ、1拍に1つになります。4分音符を音符の基準だと考える人も多いですが、実際は先ほど解説をした全音符が基準になります。
これは4分音符が1分間で何回カウントするかによってテンポが決まってくることが影響していると考えられます。
そして最後に8分音符も単純音符で、全音符の8分の1の長さです。1小節に8個、1拍に2つの長さになります。
まとめ
音符は、その種類によって何秒伸ばすといった時間で決められているのではなく、「音価」と呼ばれる単位を使用して音の長さの割合が表されます。そのため、テンポによって同じ種類の音符でも長さの感じ方が全く違ってくるので、もちろんテンポが速ければ速く感じ、遅ければ遅く感じます。
はじめのうちはクリック(メトロノーム)を使い、まずは手拍子をしながら長さを確認してみるのが良いでしょう。
それぞれの音符の長さに慣れてきたら、4分、全音、8分、2分というように1小節ごとに入れ替えることでリズム感を養うこともできるのでぜひチャレンジしてみてください。横浜のギター教室には、音符が読めない初心者の方も多くいらっしゃいますが、実践を通して効率的に学んでいる方も多いです。
1人で練習をしているとちょっとしたリズムの乱れに気づかずに演奏してしまうことも少なくありませんが、教室などで客観的に聞いてもらうことで、着実に上達していくことができるでしょう。