ピックアップセレクターついて
ピックアップセレクターとは、どのピックアップを使うか選ぶときに使うスイッチのことです。こちらはギターの種類によっても違います。
どんな違いがあるのか、また音色にはどのような変化が出てくるのかをまとめました。これまで使ったことがない方もぜひ使って音の変化を確認してみて下さい。
リアとフロントとは? 音色の違いについて
ギター本体を立てて見ると、上側、下側にピックアップがあります。上側にあるのがフロントピックアップ、下側にあるのがリアピックアップと呼び、これらをピックアップセレクターでどちらのピックアップから音を拾うかを選択することができます。
一般的に、フロントは低音寄り、リアが高音寄りの音になります。イントロやソロを弾くときにはリア、バッキングはフロントを使うなど、曲のセクションによって使い分けることもあれば、一つのセクションの中で頻繁にピックアップを変えていくこともあります。
つまりはフロント・リアの選択に正解があるわけではなく、好みによってピックアップを使い分けるのが一般的と言えるでしょう。
ストラトタイプのピックアップセレクター、レスポールタイプのピックアップセレクターについて
ストラトタイプのギターにはピックアップがフロント・センター・リアの3つが付いているのが一般的です。ピックアップのセレクトは、フロント、センター、リアの3段階の切り替えができるタイプと、フロント、フロント&センター、センター、センター&リア、リアの5段階に切り替えができるタイプがあります。
ピックアップを切り替えることで音色の特徴が大きく変わります。音色のみならず音抜けやエフェクターとの相性も変化していきますので、色々な組み合わせを試して好みの音を探してみて下さい。
レスポールタイプのギターにはピックアップが2つついているタイプと3つついているタイプがあり、ピックアップセレクターはフロント、センター(フロントとリア)、リアの3種類から選べます。ピックアップが3つのタイプではピックアップセレクターを右に倒すとリア、左に倒すとフロント、真ん中にするとセンターになります。
ピックアップが2つのタイプではピックアップセレクターを真ん中にした場合、フロントとリアの両方がつながるので、音はフロントとリアを混ぜた音になります。
ピックアップセレクターで音色を切り替え、演奏にメリハリが付く手法として試してください。
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