スケールの知識6~7音階(ヘプタトニックスケール)~


スケールの知識6~7音階(ヘプタトニックスケール)~

 

ギターをより理解するために、上達に役立つスケールの知識をご紹介していきます。
様々な種類が存在するスケールですが、どのようなものがあるのか、またその使い方などを知ることでご自身の音楽の幅を広げていくことができます。
今回は、オルタードスケールをベースにその構成を見ていきたいと思います。
 
オルタードスケールは、メロディックマイナースケールの7番の音から始まるスケールで、ドミナントスケールの一種です。#9th、b9th、#11th、b13thの全てのオルタードテンションが含まれているのが特徴です。オルタードスケールはこれらのオルタードテンションとドミナントセブンスコードのコードトーン「R,M3,m7」の合計7つの音を音階に並べたスケールです。
 
ドミナントセブンスコード・コードトーン「R,M3,m7」
オルタードテンション「#9,b9,#11,b13」
 
オルタードスケール:R b9 #9 M3 #11 b13 m7
Cオルタードスケール:C Db D# E F# Ab Bb
 
オルタードスケールとは不安定な響きを持つオルタードテンションが含まれるスケールであることから、不安定なフレーズやメロディーラインを作ることが可能になります。不安定なフレーズ・メロディーラインとは、早く安定する音にたどり着こうとする動きがあり、安定する音にたどり着くことで初めてオルタードスケールの役割が果たせたといえます。

オルタードスケールの使用について、スケールのポジションを覚え、音を階段状に上下に弾くだけではオルタードスケール本来の役割は発揮できません。まずは下記のコード進行をご覧ください。
 
G7(不安定な響きを持つドミナントコード)→C(安定する響きを持つトニックコード)
 
G7はドミナントコードですので、G7上にGオルタードスケールを使用します。この時点でGオルタードスケールで作られたフレーズ・メロディーラインはG7に対して安定する響きを持つコード“C”のコードトーン「C」「E」「G」に向かおうとします。

Gオルタードスケールのフレーズ・メロディーラインが「C」「E」「G」のいずれかにたどり着いてフレーズ・メロディーラインが完成したことになります。

オルタードスケールを練習するということは、安定するコードのコードトーンにたどり着くところまでを想定して練習しなければならない特殊なスケールと言えます。是非、この点をしっかりおさえて練習してみて下さい。
 
以下、全12キーのオルタードスケールの構成音です。ご参考下さい。
 
Aオルタードスケール:A Bb B# C# D# F G
Eオルタードスケール:E F F## G# A# C D
Bオルタードスケール:B C C## D# E# G A
F#オルタードスケール:F# G G## A# B# D E
C#オルタードスケール:C# D D## E# F## A B
G#オルタードトスケール:G# A A## B# C## E F#
 
Dオルタードスケール:D Eb E# F# G# Bb C
Gオルタードスケール:G Ab A# B C# Eb F
Cオルタードスケール:C Db D# E F# Ab Bb
Fオルタードスケール:F Gb G# A B Db Eb
Bbオルタードスケール:Bb C C## D E Gb Ab
Ebオルタードスケール:Eb Fb F# G A Cb Db

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