ギターケースの選び方
ギターを購入した際に、ケース選びにかなり悩んだ方も多いのではないでしょうか?ケースと一口に言っても、様々なデザインや機能がありますし、また、価格帯も様々です。横浜のギター教室に通われている初心者の生徒さんからも「どれを選んだらいいのか分からない」という声を多く聞きます。こちらでは、ギターケースの役割、種類、選び方についてご説明します。
ギターケースの役割
ギターケースの役割と聞くと、「使わないときの収納用でしょ?」と思われるかもしれません。もちろん、収納のためという面もありますが、それ以外にも大切な役割があります。一つめは、「ギターの保護」です。ケースに入れずに出しっぱなしにしておくと、ホコリや汚れがついたり湿気を吸ったりしてしまい、ギターの性能に悪影響を与えてしまいます。
また、移動する際、ギターを守ってくれます。公共交通機関で移動するにせよ車で移動するにせよ、ケースがあるからギターを様々な衝撃から守ってくれるのです。二つ目は、「小物類の収納」です。
ピックなどをギター本体と一緒に収納しておけば、いざというとき「あれ、小物がない!」と慌てることもありません。「ギターを弾きたい」と思ったらすぐに演奏できますね。
ギターケースの種類
ギターケースは主に4つの種類があります。一つ目は「ソフトケース」です。ナイロン製で軽く、持ち運びに便利です。価格も比較的安めです。しかし、生地が薄いため破損しやすいというデメリットがあります。二つ目は「ギグバック」です。こちらも感触はソフトですが、クッション性が高いため、ソフトケースよりは耐久性に優れています。
しかし、次にご説明するハードケースに比べると、耐久性は劣ります。三つめは「セミハードケース」です。ギグバックケースとハードケースの中間ぐらいの硬さです。ただ、ある程度重量があるため、力の弱い方は持ち運びがやや大変かもしれません。四つ目は「ハードケース」です。
耐久性に最も優れていてギターの保管には最適ですが、重いため頻繁な持ち運びには適しません。このようにギターケースにも様々な種類があります。ご自分のニーズに合わせてお選びください。
ギターケースの選び方
ギターケースは、ご自分のニーズと種類に合わせて選ぶと良いでしょう。たとえば「ギターの持ち運びはそれほどしないので、耐久性が最優先」という方はハードケースがおすすめですし、「ギター教室に行く際に必要」という方はハードケース以外を選ぶと良いと思います。
私が開いている横浜のギター教室では、「家での保管用にはハードケースを使用し、外出の際はセミハードケースに入れています。」とおっしゃる初心者の方もいらっしゃいます。
また、ギターの種類によってデザインや大きさも様々ですので、まずはショップの方に相談して、自分の目で確かめてみることをお勧めします。
ギターケースにも様々な材質やデザインがあることがお分かりいただけたかと思います。
ギターケースは、ギターを守ってくれる大切なもの。ぜひ、あなたのギターにピッタリの一品を見つけてみてください。