エフェクターの知識を学ぼう2(マルチエフェクターとは)
ギター教室でも扱っているマルチエフェクターですが、1台に多くのエフェクト効果を詰め込んだペダルのことを指します。人気のオーバードライブやモジュレーションはもちろんの事、コンプレッサーやノイズゲート、マルチエフェクターにしか存在しない特殊エフェクトなど、まで1台で多くの効果のエフェクトを追加出来ます。
マルチエフェクターは1台に多くのエフェクトが入っているエフェクターです。エレキギターはもちろん、エレキベースでもマルチエフェクターは利用されます。
複数のセッティングをプリセットとして保存できるので、単体のエフェクターを利用するよりも素早くセット出来るのが特徴です。リリースされている製品も数多くあり、小さいサイズのタイプからエフェクトボードに収まるのがやっとというサイズのものも存在します。
純粋に演奏だけを楽しむのであればエフェクターは不要ですが、音質を変えたい場合や歪みが欲しい場合などではエフェクターが必要です。もちろんエフェクターによって搭載されている機能が異なります。
「マルチエフェクターは初心者が使うもの」と言われることもありますが、それは間違いです。近年のモデルはプロ・アマどちらでもしっかり使える様になっています。
初めて使う場合はまずプリセットサウンドを鳴らしてみて、自分の好みを見つけてみると良いでしょう。その上で楽曲作りのインスピレーションを広げていくと大きな失敗はありません。
金額も1万円台の安価な物からありますので、搭載されているエフェクトの種類を確認しながら選んで下さい。デメリットとしては、高音質にこだわりたいという場合はネックになる可能性もあります。
単体のコンパクトエフェクターはその機能に特化して作られているため、その分クオリティーは高くなっています。また、メーカーごとにサウンドも異なるため、その組み合わせ次第でいろいろなサウンドを出すことが出来ます。マルチエフェクターの場合、これはいい意味にもなりますが、「そのメーカーのサウンド」がより出てしまいます。
初心者だけでは無く、多くの方が利用しているマルチエフェクターは1台に様々なエフェクトを詰め込んだタイプのエフェクターです。
シーンによってエフェクトを変えられる点、リーズナブルな点がメリットでギター教室でも利用してレッスンを行います。楽曲のイメージや可能性を広げるのに向いている反面、音質にこだわりたい場合はコンパクトエフェクターの方が良い場合もあります。