「ギターの悩み」解決!…速いフレーズが弾けない
80年代から現在に至るまでにギタリストの皆さんがあこがれた人たちを共通してこのように言います。
「ギターヒーロー」と。
特に80年代~90年代のメタルブームのヒーローは「速弾き、高速プレイ」を武器にされてました。
現在でも高速プレイを隠し持っているアーティストの方々はたくさんいますし、「弾けて当たり前」の時代になっているようです。
そのために「速く弾けない」という悩みが多いです。
今回そのお悩みをゆっくり解決していきましょう。
第一に重要なこととして、現在自分で弾ける最速のテンポを知りましょう。
テンポ180の16分なのか、テンポ120の32分なのか、もしくは、何かの曲のソロのここのフレーズが限界というものがあれば、その曲のテンポなどで見極めてもよいでしょう。
二つ目にその原因を確認することです。
ピッキングが追い付かないのか、弦を押さえている手がもたついているのか、しっかり弦が押さえられていないのかしっかりと確認しましょう。
その二点を確認したうえで、練習方法を考えていきましょう。
主な練習方法としていくつか挙げておきましょう。
1.まずはゆっくりとしたテンポで弾いてみる
自分が確実に弾けるテンポから少しづつテンポを上げていきましょう。
2.ピッキングスタイル、ピックの持ち方を検証する
ピッキング時にピックが当たる面が多ければ、微妙な誤差ではありますが摩擦などでピッキングがもたつくことがあります。
速弾きにはできるだけ尖っている小さめのピックをさらに短く持ってみるなどの工夫をしてみましょう。
3.オルタネイトピッキングの上下幅を小さくコンパクトにする。
オルタネイトピッキング時の無駄な動きを生じさせないために、できるだけ小さくコンパクトにピッキングする事を意識していきましょう。
この3点をまず意識していくことで他の奏法でも変わってくる面が出てくるでしょう。