「ギターの悩み」解決!…コードを押さえても綺麗に鳴らない
ギター初心者の方は、様々なお悩みがあるでしょう。その中でも、FやBなどのコードを押さえているのに、綺麗に鳴らないというものがあります。これは、初心者の方であれば、誰でも一度は通る道でしょう。なぜ綺麗に鳴らないのか、問題の原因を理解することで、解決につながります。横浜のギター教室講師が解説しますので、ご自身の原因をチェックしてみてください。
押さえている弦が隣の弦に触れている
音が綺麗に鳴らない第一の原因は、押さえている弦が隣の弦に触れているという場合です。押さえるべき弦と別の弦も同時に押さえてしまっているため、その弦はミュートになってしまいます。そこで、ご自身がこのような問題に陥っているのかを確認しましょう。
確認する方法は、コードを押さえている状態で、もう片方の指で6弦から順番に一本一本弦を弾いていきます。そうすると、どの弦の音が鳴っていないのかを判別することができます。音が鳴っていない弦を発見したら、その弦を押さえている指がどのようにして触れているのかを確認してください。
そして、指の角度や押さえ方、位置などを変えて試してみましょう。綺麗に音を出すためには、どのように弦を押さえるべきなのかがわかります。自分で試してみても、指のフォームが上手くいかない場合は、横浜のギター教室までぜひお越しください。
指が寝ている
指がペタッと寝てしまっていると、音が綺麗に鳴りません。したがって、単音を出す場合も、複数の弦を押さえてコードを押さえる場合も、指を立てることを意識しましょう。
指が寝てしまうと、音が出ないミュートの状態になってしまうからです。コードの場合は、一音鳴らないだけで、音が薄くなってしまいます。指を立てるだけでなく、指がフレットに触れていないかも確認しておく必要があります。爪を切ることも、指を立ててしっかりと弦を押さえるのに効果的です。
なかなか指を立てるのが難しいという方は、指が固く開かないのかもしれません。ギターを演奏する前だけでなく、普段から空いた時間に指の運動や握力強化のストレッチなどをしておくと、柔軟になります。
フレット内の押さえる位置
フレットの中心近く、または中心とフレットの間をおさえるように意識しましょう。フレットを押さえる場所によっては、「ビビり」「カツっ」という音が出てしまいます。このような雑音が出てしまうと、しっかりコードが押さえられていたとしても、その綺麗な音を妨害してしまうことになります。したがって、フレット内の押さえる位置についても気遣いましょう。