「ギターの悩み」解決!アンプのセッティング3~リバーブのセッティングについて~
アンプのセッティングが完了しましたら、最後にリバーブを加えてみましょう。
リバーブとは、広い空間で音を出した際に得られる「残響音」をシミュレートしたエフェクト機能です。学校の体育館やコンクリートの密閉空間などで声を出してみると音が鳴り響くのと同じ効果が得られます。
リバーブの効果は、カラオケで歌う際にエコーがあると歌いやすく感じるのと同じように、リバーブがあるとギターが弾きやすく感じられます。
※アンプの中にもリバーブ機能が付いているものとついていないものがあります。
~リバーブセッティングについて~
リバーブを含む空間系エフェクターは、強くかけると実音がエフェクト音に埋もれてしまうため、薄くかけて曲の雰囲気に合わせて適度にかけるのが良いでしょう。
ギターアンプに搭載されている一般的なリバーブはスプリングリバーブです。スプリングリバーブとは、スプリング(バネ)の振動から残響音を得る、代表的なアナログリバーブで暖かみのあるサウンドが特徴です。
新しいアンプではデジタルリバーブを搭載している物も多くみられます。デジタルリバーブとは、電子的に残響音を得るリバーブであり、リバーブレベルのつまみ以外にも、プリディレイ、リバーブタイム、リバーブタイプなど、アナログリバーブでは不可能であったセッティングが可能です。
デジタルリバーブで主に使われているコントロールツマミ
プリディレイ:音の信号が入ってから残響が鳴りだすまでの時間を調整するツマミ
リバーブタイム:実際に残響が鳴っている時間を調整するツマミ
リバーブタイプ:リバーブの種類を選ぶツマミ
リバーブレベル:原音に残響音を送る量を調整するツマミ
好みに合わせてセッティングしてみて下さい。