「ギターの悩み」解決!…アンプのセッティング1
アンプのセッティングは、十人十色です。セッティングに正解、不正解はありません。セッティング時の知識を覚え、理想のギターサウンドを見つけましょう。
今回はアンプのつまみ部分の話を中心にしていきます。
ギターアンプには、いくつかのつまみやスイッチがついています。
小さなアンプであれば数は少ないですが、大きなアンプやヘッドアンプではつまみの数も多くなり操作も複雑になってきます。
このつまみやスイッチを操作し、自分自身のサウンドを作っていきます。
それでは基本的なつまみの名称と役割を覚えていきましょう。
・Gain(ゲイン)
プリアンプ(ギターからの音の信号をまとめる部分)内部の音量を操作します。この数値を上げていくと歪んだサウンドが得られます。
※Gainを上げ、歪んだ音のままVolumeは小さめにすることも可能です。
・Volume(ボリューム)
プリアンプからパワーアンプ(プリアンプの信号をスピーカーから出る音へ増幅する部分)へ送る音量を調整します。
・Master Volume(マスターボリューム)
パワーアンプからスピーカーに送る音量を調整する部分です。
アンプによってはこのつまみがなくVolumeつまみしかないアンプもあります。
その場合はプリアンプからパワーアンプへの音量が制限、固定されているため、プリアンプからスピーカーまで一つのつまみで調整します。
・Presence(プレゼンス)高音域以上を調整
・Treble(トレブル)高音域の調整。
・Middle(ミドル)中音域の調整
・Bass(ベース)低音域の調整
・Tone(トーン)高音域をカットしていく(10で全開)
ギターの特性によって、音の作り方は大きく変わってきます。
自分の好きなジャンル、バンドの特色、自分の立ち位置なども考え様々な音を作ってみましょう。