アルペジオ・テクニック
今回はギター奏法の中でも頻繁に使われる「アルペジオ」についてお話していきたいと思います。
アルペジオとは、「分散和音」とも言われ、コードトーンを同時に鳴らすのではなく、一音一音を順に鳴らすことが定義になります。
ロック、ブルース、ジャズなど、どのジャンルにも使われる代表的な奏法であり、特にバラード等のゆったりしたテンポには相性の良い奏法といえます。
【アルペジオ・奏法のポイント】
1コードを押さえている指が隣の弦に触れてミュートしないように、指をしっかり立てて押さえましょう。
2下記のようにコードを押さえた状態でルート音から弾き始めると、コード感がしっかり浮き出ます。まずは、ルート音から始めるアルペジオパターンから身に付けておきましょう。
ピッキング弦の順序:Root弦→3弦→2弦→1弦
3ピックで演奏する場合は、小指をギターのボディーに置くことでピッキング時の安定さを保つことができます。違う弦をピッキングしてしまう等のミスピッキングが目立つ場合は、試してみて下さい。