
GUITARの東大・アカデミックレーティングは、GUITARの東大のカリキュラムを基にそれぞれの技術・理論を8段階に格付けした独自のレーティングシステムです。
現在習得できているギターテクニックや、音楽理論の理解度などを客観的に把握することで、現状何ができていて何ができていないか?を明確化し、抜けのないギターの上達を目指すことができます。
また、8段階のレーティングそれぞれに「レーティング試験」が設けられており、より確かな上達の目標として活用することができます。

様々な奏法やテクニック、サウンドメイクなど多岐に渡る、ロック・ポップスの半世紀の歴史を徹底的に体系化、余すことなく学ぶためのカリキュラムです。
ロックやファンク、メタルなどのリズム・バッキング、年代が進むごとに進化していくギターに必要な速弾きなどテクニカルな演奏を弾きこなすフィジカルを身に付けることができます。
習得した技術と知識をもとに、独自の演奏、そしてエフェクター、アンプなどを使いこなした理想のサウンド作りまで、自身のギター演奏をプロデュースすることができます。
アカデミックレーティング
レート 1
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【技術】
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●ベーシックコード1&2 |
・コードフォームの把握 |
・コードチェンジ(BPM100) |
●7thコード(オープン) |
・コードフォームの把握 |
・コードチェンジ |
●オルタネイトコードストローク(8分) |
・8ビートコードストロークの理解 |
●コードストローク(シンコペーション) |
・コードチェンジを含めたシンコペーションテクニック |
●メジャースケール(オープンポジション) |
・1フィンガー1フレットの運指基礎 |
●パワーコード |
・パワーコードのコードフォーム |
●ミュートテクニック(パームミュート) |
・ミュートとノンミュートの弾き分け |
【理論】
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●トライアド |
・トライアドコードの種類と理論的理解 |
●7thコード |
・7thコードのの種類と理論的理解 |
●ダイアトニックコード |
・3度積みのルール |
●インターバル |
・オクターヴ内でのインターバルの把握 |
●キーシグネチャー |
・12キーのシグネーチャー |
レート 2
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【技術】
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●その他ベーシックコード(add9,sus4など) |
・その他ベーシックコードのフォーム把握と使用法 |
●7thコード |
・5,6弦ルートポジションの7thコードの把握と使用法 |
●ペンタトニックスケール(5,6弦ルートポジション) |
・シェイクハンドスタイルの特徴 |
・ペンタトニック時の運指テクニック |
●アルペジオ伴奏 |
●ベンド・スライド等のファンダメンタルテクニック |
●ミュートテクニック(ブラッシングスタイル等) |
【理論】
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●ブルーノート |
・3種類のブルーノート |
・ブルーノートのサウンド的役割 |
●コードファンクション |
・Tonic SubDominant Dominantの理解 |
●コードアナライズ(ディグリー記入) |
・ディグリーネームの記入法 |
・コードアナライズの必要性の理解 |
レート 3
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【技術】
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●3ノートヴォイシング |
・3ノートヴォイシングの定義と特性の理解 |
・Maj7,m7,Dominant7のコードフォーム把握 |
●アルペジオ(リード) |
・Maj7,m7,Dominant7,m7(♭5)各種ブロックポジション |
●ファンクスタイルリズムギター |
・スタッカートとアクセントのコントロールテクニック |
●メジャースケール(5ポジション) |
・1フィンガー1フレット |
・クラシカルハンドの特徴の理解 |
●マイナースケール(ナチュラル)
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・ナチュラルマイナースケールのポジション把握 |
●コードストローク(シャッフル&スイング) |
・7thコードやパワーコードを使用したブルーススタイルシャッフル
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・ベーシックコード、7thコード、その他コードを使用したポップス&ロックスタイルでの伴奏
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・3ノートヴォイシングを使用したジャズスタイル伴奏
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【理論】
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●テンションノート |
・テンションノートの理論的理解と使用法 |
●アヴォイドノート |
・♭9ルールによる不協和音 |
●セカンダリードミナント |
・セカンダリードミナントの理論的理解と使用法 |
●subⅤ7 |
・subⅤ7の理論的理解と使用法 |
●ブルースキーについて |
・ブルースコード |
・3コードブルース進行の理論的理解 |
レート 4
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【技術】
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●3ノートヴォイシング+テンションノート |
・ジャズスタイルコンピング |
●マイナースケール(Hm,Mm) |
・HmとMmのポジション把握と使用法 |
・フリジアンドミナントスケールの把握 |
●コード伴奏(フィンガーピッキング) |
・4フィンガースタイル
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・3フィンガースタイル
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【理論】
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●マイナーキー |
・ダイアトニックコードとコードファンクションの把握 |
・m6,mMaj7等の使用法の理解 |
●モーダルインターチェンジ |
・モーダルインターチェンジの理論的理解 |
・Ⅳm,♭Ⅶ7の特性の理解 |
・Ⅱm7(♭5),♭ⅥMaj7の特性の理解 |
●アプローチノート |
・アプローチノートを使用したフレーズの作り方 |
・パッシングトーン |
・エスケープトーン |
・アポジャトゥーラ |
レート 5
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【技術】
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●オルタードスケールの使用 |
・ドミナントコードへの対応 |
●ドロップ2ヴォイシング
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・1弦トップドロップ2ヴォイシング
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・2弦トップドロップ2ヴォイシング
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●ドロップ3ヴォイシング
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・1弦トップドロップ3ヴォイシング
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・2弦トップドロップ3ヴォイシング
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●アドバンスドトライアド&7thコード
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・代理コードの把握
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●コード伴奏(ボサノバスタイル)
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・ブラジル音楽のリズムの理解
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【理論】
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●ドロップヴォイシング |
・SATBの4声ヴォイシングの理解
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・クローズドヴォイシング |
・ドロップヴォイシング各種の理解と使用法
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・テンションノートルール |
●モジュレーション |
・下属調(サブドミナントキー) |
・属調(ドミナントキー) |
・平行調(リレティブキー) |
・同主調(パラレルキー) |
レート 6
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【技術】
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●ドミナントスケール各種 |
・シンメトリックドミナントスケール |
・ミクソリディアン♭6
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・ホールトーンスケール
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●コード伴奏(ウォーキングベーススタイル)
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・ウォーキングベースラインの作成法の理解
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・ⅡⅤⅠへのアプローチ方法
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●ディミニッシュスケール
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・シンメトリックディミニッシュスケール
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【理論】
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●アプローチコード |
・クロマチックアプローチ |
・ダブルクロマチックアプローチ |
・ダイアトニックアプローチ |
・ドミナントアプローチ |
・ディミニッシュアプローチ |
・パラレルアプローチ |
・インダイレクトアプローチ |
●アドバンスドディミニッシュコード |
・アセンディングディミニッシュ |
・ディセンディングディミニッシュ |
・トニックディミニッシュ |
レート 7
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【技術】 |
●3オクターヴ・各種スケール |
・各ディグリーからのポジション把握
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●3オクターヴ・各種アルペジオ
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・各ディグリーからのポジション把握
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●ソロギター
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・クラシックギタースタイル
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・ポップミュージックスタイル
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・ジャズスタイル
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●モードスケール各種
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・特性音を意識したサウンドコントロール
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・Mmからのモードスケールの使用法
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・Hmからのモードスケールの使用法
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【理論】
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●4thヴォイシング |
・4声4thヴォイシング |
・3声4thヴォイシング |
・インバージョン |
●モード理論 |
・特性音の把握と役割の理解 |
・モーダルハーモニー |
・ダイアトニックコード |
・ケーデンスコード |
・コンディショナルケーデンスコード |
・アヴォイドコード |
レート 8
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【技術】 |
●ポピュラー音楽各種へのジャンル別アプローチ |
・時代別に異なるジャズ、ブルースの演奏法の違いの把握 |
・ラテンスタイルのリズムの理解と実践
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・ロック、ポップス等、その他ジャンルへのアプローチ
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【理論】
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●コンパウンドコード |
・インバージョン |
・ハイブリットコード |
・ポリコード |
●ローインターバルリミット |
・ローインターバルリミットを意識したサウンド構成の理解 |