ギターストラップについて
ギターストラップは、ギターの弾き心地や演奏スタイルによってもぴったりのものが変わってくるアイテムのひとつで、おしゃれなギターストラップに憧れている方も多いのではないでしょうか。今回は、こちら横浜のギター教室に通いはじめた方からも問い合わせがある、ストラップの役割やおすすめの種類などについて、ギター初心者の方にもわかりやすいように解説していきます。
ストラップの役割
ギターストラップは、ギターと対になる存在とも言えるアイテム。座り姿勢でのギター演奏にはもちろんのことながら、とくに立ち姿勢でのギター演奏には欠かせないアイテムとして、いろいろなジャンルのミュージシャンの間で定番のアイテムとなっています。
ウクレレなどのように、小さな楽器は演奏中にもそんなにストレスになることはありませんが、それなりの重量と大きさがあるアコースティックギターやエレキギターは、ギターストラップを使うことで、演奏中のギターの安定感がぐっと向上します。
時には演奏の良し悪しにもかかわってくるギターストラップ。ギターストラップなら何でも同じというわけではなく、素材やデザインなどによって扱いやすさが微妙に変わってきますので、自分の演奏スタイルにあったもの、使い心地などで選ぶのが鉄則です。横浜のギター教室でも、ストラップありのプレイを推奨しています。
材質、長さの調整
まだギターをはじめて間もない方やギターが重く感じるという方などは、とくにストラップの幅や素材に気をつけて選ぶのがポイント。ストラップのフィット感や扱いやすさにこだわって選ぶと失敗がありません。現在、主流になっているギターストラップの素材は、大きく分けて3種類。
こなれ感と固定力が段違いの「レザー」、ナチュラル感やフィット感が魅力の「コットン」、通気性や演奏性の高さで人気のポリエステルやナイロンなどの「合成繊維」の3種類が人気の素材です。ギターストラップをはじめて選ぶ時は、ストラップの素材・幅・長さ調整の有無や調整の仕方・ストラップピンホールの強度などに重点を置きましょう。
「いくら初心者とは言え、できるなら自分好みのデザインのものを選びたい」と感じている方も多いかもしれませんが、はじめの1本は、基本スペックを備えたものを中心に選ぶのが無難です。
初心者へのおすすめは、できるだけストラップの幅が広めのもので、長さ調整がしやすいものを選ぶこと。ギターストラップは、ギターを弾く方のひじが動きやすい長さ、かつギターのボディ部分がおへその位置に来るぐらいの長さになるように、長さを調整するのが一般的です。
ギターの重さが直接ストレスになってしまう肩部分への負担が軽減されるため、ギターが弾きやすくなったと感じられるはずですよ。