エフェクターの知識を学ぼう11(ギターシンセサイザー)
音楽やプレイスタイルの好みによってはギターシンセサイザーを使わないという選択肢もありますが、使うからこそ出せる音も魅力。今回は、横浜のギター教室に通う初心者にもわかりやすい、ギターシンセサイザーの基礎知識についてご紹介していきます。基礎知識すぎてギター教室では今さら聞けないと感じている方も必見です。
ギターシンセサイザーの種類・歴史
エレキギターの世界では、ギターそのものやアンプの次に大切になってくるエフェクターやギターシンセサイザー。音楽やプレイスタイルによってはあえてこれらを使わない選択もありますが、多彩な音をつくり出してくれる機材を使う楽しみは、初心者にも上級者にもあるものです。今回フォーカスするのはギターシンセサイザーで、その歴史や基本的な知識。
いずれ自分好みのギターシンセサイザーを選ぶ時のためにも、まずは基礎知識をしっかりと頭に叩き込んでおきましょう。そもそもシンセサイザーは、1960年代頃にはじめて登場したと言われている機材。
当初はモジュールタイプのアナログシンセサイザーが主流でしたが、シンセサイザーが奏でる多彩なサウンドはキーボード弾きを瞬く間に魅了し、すぐにギター弾きの間でも話題になりました。1970年代にはすでに国内の有名メーカーでも外部入力端子などを備えたものが登場。
その後も、先駆け的存在となる1970年代のGR-500、モノフォニックからポリフォニックへと変化を遂げた1980年代のGR-300やGR-700。さまざまな装備を持って生まれることで、音楽界に数々の革命をもたらせてきました。1990年代には、幅広い音色やマルチエフェクト機能を搭載したギターシンセサイザーが頭角を現し、より現代的なサウンドメイクが可能になりました。
ギターシンセサイザーは、ロック・ポップス・ジャズ・プログレなどの音楽のジャンルを選ばず、いろいろな音楽の境界線を広げてくれるところも魅力。ギターの音色が増やせ、ギター自体の能力があがると考えれば、どんなジャンルでも使えるのでギターシンセサイザーはとても便利です。
最近は、使い勝手のよいギターシンセサイザーもたくさん出ているので、扱いがむずかしそうというイメージがある方にもおすすめです。横浜のギター教室でもいろいろなギターシンセサイザーに触れることができますし、馴染みの楽器店などでもいろいろな機材を試してみるのもおすすめです。
音楽のジャンルや好みに合わせて、人気のローランドのGR-55などをはじめとした機材に触れつつ、最終的には自分の好みのものを見つけられるように、徐々に知識を増やしていきましょう。