ギター上達法!その42(脱初心者~35)色々なジャンルを聴いてみよう22
ギターを上達させる方法はいくつかありますが、やはりギターに触れる、音を自ら奏でるといったことは上達に欠かせません。でもそれだけでは技術を向上させることはできないものです。とくにギター教室などでもそうですが、様々な音に触れるということは自ら奏でるという練習法に加えて必要不可欠なものです。
横浜のギター教室の個人レッスンでは、音楽に触れるだけの時間を大切にしているところもあります。それも敢えてレコードで聴くなど、音の質にもこだわりを見せるギター教室もあるほどです。そこまで聴くということが大切なのには、なによりもギターの音の深みを体感するという工程が、技術力向上に欠かせないからです。
ギターは様々な音楽のジャンルでも用いられるなど、そのポテンシャルの高さから人気の楽器でもあります。せっかくギターに親しむのなら、そのポテンシャルを知ることは重要というわけです。例えばポップスではどんな魅力を見せるのか、例えばロックでも、ハードやメタルなどフィールドは多彩ですが、そこではどんな色を見せるのか、ジャズやブルースでギターが欠かせない理由はこの魅力があるからなど、聴くことでその理由を体感することが出来ます。
個人レッスンなどで自分で奏でるよりもずっと幅広い可能性を知ることに繋がります。
AORを聴いてみよう
とくに様々なジャンルの中でも、音の馴染みと深みなど、その魅力を聴きやすいのがAORです。AORとは、アダルトオリエンテッドロックの略称ですが、簡単に言ってしまえば大人のロックのことです。大人のロックといっても、好き嫌いや好みによって違うと思われる方もおられるかもしれません。
それはあくまでも聴く側の感想となっていまいますが、ここでいうAORとは、その音の伸びやかさ魅力が大人のムーディさをそなえつつ、ロックのように爽やかで、心地よい耳馴染みのよい曲調というところです。例えば横浜の街並みに流れるような、淑やかで寂しげで、情緒ある色気を感じるそんな曲調といったところです。
都会的でおしゃれに感じられる音の中に、まるで人の心模様のように移り変わる繊細さをそなえている切ない音がAORの特徴です。海外のみならず国内でもこうしたジャンルの音楽は、様々な年代に愛されています。こうしたAORは、ギターはその魅力を存分に引き立てるのに欠かせない音源となります。
こうした魅力を感じるジャンルの音を耳で知ることは、その魅力を体感することにもつながります。良さを知ることで、ますますギターの魅力にはまっていく。これこそが上達への一歩となり得るというわけです。