変則チューニング4
横浜のギター教室でも人気なのが変則チューニングです。1本指でコードが弾けるのが変則チューニングの利点。指の押さえ方に苦労している方にも最適の練習法と言えましょう。弦の複雑な押さえ方から幅広い音程が奏でられますが、オープンチューニングという手法で斬新な表現するのが変則チューニングならではの技法です。しかもその音域が感情表現に最適な音色とあって、ブルースなどでも多く用いられています。
DADGADチューニング
DADGADチューニングとは、6弦をそのチューニング名称のままに、D、A、D、G、A、Dの順に設定するというチューニングの方法を言います。呼び方は様々あって、ダドガドやダドガッドなどと呼ばれています。オープンチューニングのD弦に近い合わせ方とも言われています。その理由は開放弦を鳴らした場合に、Dsus4が響くところから。この伸びやかで、それでいて弾むような軽やかさと、心に響くような音域から、アイリッシュ系音楽で重用されやすいチューニング法としてギター教室でも教えられています。利点は何より、ほとんどのコードが指一本もしくは2本で押さえるだけで奏でられるというところ、様々なテンションが加えられるというところ、さらには6から3弦をドロップチューニングのようにして楽しむことが出来るため、自分なりの音の領域を広げることができるというところにあるでしょう。
DADGADチューニングの紹介
DADGADチューニングは、指の押さえ方が不器用でも心配なし。そのためギター教室などでも教えやすいシンプルな押さえ方といえます。挑戦しやすいチューニング方法であることもあり、人気の横浜のギター教室などでは、初心者用にDADGADチューニングを主体としてレクチャーしている教室もある程。つまり初心者や久しぶりにギターを奏でたいと思っている方には、入り口として最適な練習法と言えます。もちろん、DADGADチューニングから始まって、更なるサウンドへのステップへとする方もおられます。しかもこのチューニング法は、プロのギタリストも使用するなど、音の奥行きに深みがあり、ご紹介したようなアイリッシュ系のみならず、ロックなどでも重用されているため、覚えておいて損はない技法でもあるのです。DADGADチューニングでの演奏技術を身に付け、奥行きのある独特なサウンドで更なる表現力向上に繋げてみて下さい。