ペンタトニック・スケールの練習方法
ギターを始めようと思っている方、練習を始めたばかりの方向けに、エレキギターでよく使われているスケールの一つであるペンタトニック・スケールについてご説明します。このペンタトニック・スケールの練習方法をお伝えしますので、基礎から一つ一つしっかりと学んで、着実にギターを上達させていきましょう。
ペンタトニック・スケールの基礎知識
ペンタトニック・スケールは、簡単に言うと5音でできた音階のことです。略して、「ペンタ」とも呼ばれています。主に、メジャーペンタトニック・スケールとマイナーペンタトニック・スケールの二つがよく使われています。例えば、Cメジャーペンタトニック・スケールの場合は、「ド、レ、ミ、ソ、ラ」の5音で構成されています。Cはドのことで、Cをトニックとした音階となっています。
そして、Aマイナーペンタトニック・スケールの場合は、「ラ、ド、レ、ミ、ソ」の5音で構成されています。Aはラのことで、Aをトニックとした音階になっています。Cメジャーペンタトニック・スケールとAマイナーペンタトニック・スケールの構成音は同じですが、音並びが変わるため響きが異なります。これらのペンタトニック・スケールは、昔から世界の民謡や童謡などにも使われており、日本民謡にも使われています。音楽の基礎と言えるでしょう。
メジャースケールとマイナースケールの違い
ペンタトニック・スケールが弾ければ、様々な曲に挑戦することができるようになります。初心者の方がペンタトニック・スケールの練習を始めるなら、まずは、上記のCメジャーペンタトニック・スケールとAマイナーペンタトニック・スケールの2つから始めてみましょう。
実際に弾いてみて、音を聞くと、その違いが実感できるでしょう。一般的に、メジャースケールは明るい響き、マイナースケールは暗い響きとなります。したがって、明るい曲調ではCメジャー、悲しい、暗い曲調ではAマイナーが使われていることが多いです。様々な雰囲気の曲が弾けるようになるためにも、この2つの練習はマストです。
スケールの覚え方と練習方法
ペンタトニック・スケールの基礎知識をお伝えしましたが、実際には音を頭で考えて弾くのではなく、指を押さえる場所を体で覚えたほうがよいです。音符で覚えるのではなく、指の形で覚えたというギタリストは多いです。フィンガーボード上のポジションを確認したあとは、感覚的に覚えましょう。横浜のギター教室「GUITARの東大」では、正しい指の押さえ方をレクチャーしているので、しっかりと身に着けたい方は是非無料体験レッスンを受講してみてください。