変則チューニング3
ギターを弾くために必須となのが、横浜のギター教室でも初期の段階で習うチューニング。練習法と直接関わりがあるわけではないので、慣れるまでは面倒くさいと感じる作業ではありますが、同じギターでもチューニング次第で異なる音の響きが楽しめるという、ギターの面白さに直結する作業ですよね。今回は、ギターの練習がもっと楽しくなるオープンチューニングをいくつかご紹介していきます。
オープンチューニング
横浜のギター教室では、まず最初にレギュラーチューニングから入りますが、徐々に覚えていきたいのが変則チューニング。とくに、変則チューニングの中でもその定番とも言えるオープンチューニングはブルースやカントリーミュージック、スライドギターなどにも多用され、誰でも簡単にレギュラーチューニングとはひと味違うギターの面白さに出会うことができます。
オープンチューニングの魅力は、開放弦が奏でる独特な音の響きが楽しめるところ。音ひとつひとつのやさしい響きがキモとなるアコースティックギターをメインに練習している方や、ソロギタリストとしての活躍を夢見ている方にとくにおすすめです。オープンチューニングにもいろいろな種類がありますが、今回は、GマイナーオープンチューニングとDマイナーオープンチューニングについてさっそく見ていきましょう。
Gマイナーオープンチューニング
Gマイナーオープンチューニングは、オープンGチューニングから2弦を半音分下げたチューニング方法。ギター教室やギター練習法などでは、「オープンGmチューニング」という表記のこともあります。
6弦をD、5弦をG、4弦をD、3弦をG、2弦をB♭、1弦をDにチューニングする方法です。実は、Gマイナーオープンチューニングは、フォークギタリストとして有名なイギリスのジョン・レンボーンも愛用していたと言われるチューニングでもあります。
Dマイナーオープンチューニング
Dマイナーオープンチューニングは、オープンEマイナーチューニングから、全弦を1音分下げたチューニング方法。ギター教室やギター練習法などでは、「オープンDmチューニング」という表記のこともあります。
6弦をD、5弦をA、4弦をD、3弦をF、2弦をA、1弦をDにチューニングする方法です。アメリカのブルースシンガーとしても知られるスキップ・ジェイムスなどが愛用したと言われています。変則チューニングの面白さは、レギュラーチューニングから変えるだけでギターの世界観がぐっと広がるところ。きっと、ギターがもっと楽しくなるはずですよ。