インターバル その1
インターバルとは音と音の音程の距離のことを表すために使用されます。
インターバルを身に付けるということは、相対音感の能力が上がるということになります。相対音感が優れることによって、「コードの種類(メジャー、マイナーなど)が分かる」「コード進行が分かる」など、様々な情報を耳で聞き取ることが可能になります。
ある程度の年齢を過ぎたら身に付けることは困難と言われている“絶対音感(単体の音の音程が聞き取れる能力)”と違い、“相対音感”は訓練すれば年齢に関係なく身に付く能力ですので是非とも身に付けておきたい能力です。
・オクターブ内のインターバル
C(ド)から一つ上のCのインターバル表記は下記のように表記されます。
R、m2、M2、m3、M3、P4、dim5、P5、m6、M6、m7、M7
R:ルート
m:マイナー
M:メジャー
P:パーフェクト
dim:ディミニッシュ
・m2(マイナーセカンド)
「ド」から「レb」までの距離です。ピアノ鍵盤で数えると、半音で1個分です。
・M2(メジャーセカンド)
「ド(ルート)」から「レ」までの距離です。ピアノ鍵盤で数えると、半音で2個分です。
・m3(マイナーサード)
「ド」から「ミb」までの距離です。ピアノ鍵盤で数えると、半音で3個分です。
・M3(メジャーサード)は
「ド」から「ミ」までの距離です。ピアノ鍵盤で数えると、半音で4個分です。
・P4(パーフェクトフォース)
「ド」から「ファ」までの距離です。ピアノ鍵盤で数えると、半音で5個分です。
・dim5(ディミニッシュフィフス)
「ド」から「ソb」までの距離です。ピアノ鍵盤で数えると、半音で6個分です。
・P5(パーフェクトフィフス)
「ド」から「ソ」までの距離です。ピアノ鍵盤で数えると、半音で7個分です。
・m6(マイナーシックス)
「ド」から「ラb」までの距離です。ピアノ鍵盤で数えると、半音で8個分です。
・M6(メジャーシックス)は
「ド」から「ラ」までの距離です。ピアノ鍵盤で数えると、半音で9個分です。
・m7(マイナーセブンス)
「ド」から「シb」までの距離です。ピアノ鍵盤で数えると、半音で10個分です。
・M7(メジャーセブンス)は
「ド」から「シ」までの距離です。 ピアノ鍵盤で数えると、半音で11個分です。