ギター上達法!その25(脱初心者~18)色々なジャンルを聴いてみよう5
ギターの腕をあげたいと思う人にとって、教室に通うのは手っ取り早い方法の一つです。ギター教室では、エレキギターレッスン、エレキベースレッスンなど様々なコースがありますが、どのような基準で選べばいいか悩んでしまいですよね。好きこそ物の上手なれ、自分の好きなギターの種類や音楽のジャンルを選ぶのは一番ではありますが、色々なジャンルの音楽を聴くことでその方向性を定めるヒントをつかむことができます。
既に習っている方も、色々なジャンルの音楽を聴くことは知識アップにもつながりおすすめです。このページでは、フォークソングに関してまとめました。
フォークソングを聴いてみよう
フォークソングには元々民謡という意味がありますが、アメリカやイギリスを中心とした国で流行したポピュラー音楽を指すことが多く、モダン・フォーク・ソングと呼ばれることもあります。歴史とともに、その時代によって使われる楽器や曲調も変化しており、それぞれに特徴があります。
フォークソングの原点は、バンジョー、アコースティックギター、ウッドベースといった基本的には電子ではない楽器をメインに構成されたフォークリヴァイバルと呼ばれるものです。
その後60年代に入ると、北アメリカを中心にフォークロックとして発展しました。使用楽器はフォークリヴァイバルで使用されたものも引き継がれましたが、アメリカ、イギリス間での音楽的交流も活発になったことから、エレクトリックギター、エレクトリックベース、ドラムスの構成がメジャーになりました。
フォークリヴァイバルの時期から活動していたアーティストにはエレクトリックの要素が加わり、その他にも新たなアーティストが誕生しました。70年代は再び元来のフォークソングが注目され、ニューフォークという呼称でアーティストがシンガーソングライターとして活躍するシーンが多くみられました。
このような歴史背景を知った上でそれぞれのアーティストの音楽を聴いてみることで、使われる楽器や演奏方法の違いなどに発見があり、より一層楽しむことができます。
お気に入りの時代やアーティスト、曲など、様々な切り口から楽しみながらギターの練習を行っていくのもおすすめです。
ギターのテクニックや知識を高めたい理由は色々あることとありますが、その背景には音楽を楽しみたいという思いがあることがほとんどではないでしょうか。
好きなアーティストやジャンルの曲を演奏してみたい、もっと深く知りたいという気持ちは何よりも上達の助けになります。そして知らないジャンルの音楽にも積極的に触れてみることで、新しい世界が広がったり、自分の極めたい音楽に更なる深みを与えたりすることができます。
色々なアプローチで、音楽ライフを楽しみましょう。