ギター上達法!その24(脱初心者~17)色々なジャンルを聴いてみよう4
ギターが上手くなるために色々なジャンルの音楽を聴くことは大切ですが、今回取り上げるのはレゲエです。今回はレゲエの独特のリズムと弾き方をマスターしてみませんか?この記事が、ギターの上達のお役に立てば幸いです。
レゲエを聴いてみよう
今回ご紹介するジャンルは「レゲエ」です。1960年代にジャマイカで発祥したレゲエは、アメリカのリズムアンドブルースの影響を受けたブルービートが発展して出来た音楽だと言われています。
ギターは2拍目と4拍目にアクセントが付ける弾き方になります。スタッカートで弾くことでアクセントを強調するのと同時にリズム的要素も浮き出てきますので、レゲエにおいてギターはとても重要なパートといえます。
ベースラインもうねるような感じで演奏することが特徴です。そして一口にレゲエと言っても、そのジャンルは数えきれないほどあります。
大まかに分けるとすれば、スカ、ロックステディ、レゲエ、ダンスホールレゲエの4つです。スカとは、1950年代にジャマイカで発祥したアップテンポな曲調です。
ロックステディはスカが下火になった後に登場した音楽で、特徴はスカをスローテンポにしたイメージのサウンドです。しっとりした歌声が何とも心に染み入ります。
そして、レゲエはジャマイカ人の宗教色が強く出ている音楽で、その宗教の思想をロックステディのリズムに乗せて歌ったのがルーツです。
ダンスホールレゲエは1980年代に発祥した音楽で、シンセサイザーなどを使った現代風の曲調が特徴的です。ダンスホールの名の通り、クラブで大流行しました。
それぞれ代表曲がありますので、興味がある方はぜひ聴いてみてください。また、日本ではジャパニーズレゲエと呼ばれるジャンルも人気です。
まだ歴史はそれほどありませんが、レゲエがスカからどんどん進化してきたように、ジャパニーズレゲエもこれからどんな進化を遂げるのか、楽しみですね。
色々なレゲエの曲を聞いて、スキルをアップしていってください。
レゲエは2018年11月、世界無形文化遺産に登録されました。
その理由としては、あらゆる年代、性別、国籍を超えてレゲエが世界中の人に受け入れられ、引き継がれているという点が挙げられるでしょう。
登録が決まった瞬間、政府関係者がレゲエに合わせて踊ったともいわれています。そのようなことも頭の片隅において、お気に入りのレゲエを見つけていただければと思います。