「ギターの悩み」解決!弦の選び方が分からない
ギターを選ぶときは、ボディー・ネック・色・形ブランド・価格、ピックを選ぶときは、色・材質・デザイン、ギターケーブルを選ぶときは、長さ・品質など、こだわりを持つことはとても大切なことだと思います。
さて、弦を選ぶ際にあなたは何にこだわりを持つでしょうか?安定感・弦の太さなど、今回は弦の選び方についてお話ししたいと思います。
【安定感について】
ギターの弦の素材は鉄、ステンレス、ニッケルなどの金属ですので、ギターを弾く際に手汗が弦につくことで弦は錆びていきます。早ければ弦を張り替えて1週間ほどで錆が目立ち始めることもあります。弦は錆びることで音色が変わり、切れやすくもなります。
錆びにくい弦を選ぶのであれば、錆を防ぐための特殊なコーティングが施されている弦を選ぶのがお勧めです。しかし、コーティングしていない弦に比べて音抜けが悪くなる傾向があり、価格も高価になります。
【弦の太さについて】
弦の太さは細い弦から順に「スーパーライトゲージ」「ライトゲージ」「ミディアムゲージ」「ヘビーゲージ」のように分類されます。弦の太さによって変わるメリット・デメリットを下記にまとめましたのでご覧ください。
太い弦のメリット:
・細い弦に比べ、重圧感のあるサウンドがある
・音量幅がある(細い弦に比べて音量がでる)
細い弦のメリット:
・弦が押さえやすいため初歩の方にお勧め
・低音が少なく、シャープな音色になる
太い弦のデメリット:
・ベンド(チョーキング)がしにくい
・ネックに負担がかかる
細い弦のデメリット:
・弦が切れやすい
・ビビり音が出やすい
このように弦の太さは演奏スタイルに影響されることもあるので、ご自身の演奏スタイルに合う弦を探してみましょう。