「ギターの悩み」解決!…コードチェンジがスムーズにできない
今回はコードが押さえられるようになったけど、次のコードにスムーズに進行出来ない!という方へ、コードチェンジのポイントをアドバイスしていきたいと思います。
原因1:コードを押さえるまでの時間が原因
初歩の段階ではコードをスムーズに押さえることは困難なことです。コードを押さえるまでに時間がかかることで次のコードへ移るのが遅れてしまうことは、初歩段階では当然のことと言えます。
ここでは、自分自身がコードをどのように押さえているのかを把握し、そのうえで少しでもコードをスムーズに押さえるための練習の参考にして頂ければと思います。
それでは実際に始めてみましょう。まずは、コード「C」を押さえてみてください。
押さえる指の順番や押さえ終わるまでのステップを、下記a.b.c.d.e.の5パターンに分類しました。
■3ステップかけてコードを押さえている
「人差し指」→「中指」→「薬指」(c.を目標に練習)
「薬指」→「中指」→「人差し指」(d.を目標に練習)
■2ステップかけてコードを押さえている
「人差し指、中指」→「薬指」(e.を目標に練習)
「薬指、中指」→「人差し指」(e.を目標に練習)
■1ステップでコードが押さえられる(押弦上では問題ない)
「人差し指、中指、薬指」
原因2:コードを素早く押さえる練習の必要性
次にコードを押さえるタイミングについて把握してみましょう。コードチェンジにかけるリズムの長さは8分音符として設定します。
つまり、1小節ごとにコードチェンジする場合、1小節目の4拍裏から次のコードへ移り始め、2小節目の1拍目にコードチェンジ完了となります。
コードチェンジが可能なテンポを割り出し、可能なテンポの範囲の中からコードチェンジの練習をしましょう。
コードバッキングはギターを演奏するうえで重要な要素のひとつです。きちんと基礎が自分の指や体になじむように練習していきましょう。