イベントを終えて、、、ミッキー吉野にインタビュー
Q:本日はお疲れ様でした、まずは今回のイベントを終えての感想をお聞かせください。
ミッキー吉野:一言で言うと今回のイベントは面白かったね。アダチ音研は大きすぎず、小さすぎず、色々なものがちょうどよく同居している。その雰囲気は音楽によく合っていて、それを今回のイベント内容からも感じたね。
Q:受講生の印象はどう感じましたか?
ミッキー吉野:みんな真面目だよね。さっき言ったアダチ音研の話に通じるけど道場、稽古場的な雰囲気だね。基本、つまりベースが大事なんだよね。受講生と話してみてしっかりしたカリキュラムでちゃんと学んでいるんだろうなと感じたよ。
また、プロになりたい人から趣味で音楽を楽しんでやってる人まで年代に関わらず色々な人がいて、みんな同じように向上心があるのがとても良いと思ったね。
Q:ミッキー吉野さんが考える良い音楽教育とはどんなものですか?
ミッキー吉野:片方ではその人のいいところを伸ばしてあげて、もう片方では何でもできるようにしてあげることじゃないかな。教えるっていうよりも持っているもの、知っているものを伝えて導いてあげる。
これが基本じゃないですかね。プロのミュージシャンでも知らない事の多い人はいる。アダチ音研はそういう人達にとってもふさわしい場所だよね。
Q : プロになるための心構えをお聞かせください。
ミッキー吉野:プロってものは商業的なものだからね。一応プロっていうと職業だからさ、職業としての厳しさはあるよね。心構えもあると思うけど、まずはトレーニングを積まなくてはいけない。
そしてそのあと、つまりどういうミュージシャンになりたいのかがイメージ出来る事。大切なのは自分のスタイルを持つ事だと思う。そして「本当の知性」というのを身につけてもらいたい。
「本当の知性」とは優しさ、デリカシーだと思う。人の音を聴く、相手を思いやるということがより良い音楽に繋がるのだと僕は考えるね。
Q:趣味としての音楽についてどうお考えになりますか?
ミッキー吉野:Artには「Life」のArtと「Living」のArtがあって、趣味での創造の追求はプロを超えるものだと僕は思うんだよね。
超アマチュアと言うのかな、その趣味の追求はとても素晴らしいと思うし、それを成し得る環境があるというのはいいよね。
ありがとうございます、それでは最後に受講生にメッセージをお願いします。
ミッキー吉野:まずは先生の言う事を聞きなさいって事だね(笑)そして一番言いたい事は「やり続けてくれ!」って事。
音楽はやればやるほど良くなるものだし、ちゃんと続ければ良い事が必ずある。音楽は裏切らないからね。それが今みんなに一番伝えたいことかな。